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傷が少しでも癒えるように

私が私を取り戻すまで性暴力被害のその後を生きる

石川優実=著

定価2,420円(本体2,200円)

出版年月
2025年12月
ISBNコード
978-4-406-06920-5
仕様
0036/ 四六判並/ 176P
タグ
社会   
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性暴力被害には、「その後」がある。PTSDによるフラッシュバックや抑うつ、二次加害や法制度の不備……。それらが被害者を苦しめ、回復を妨げる。性暴力から安心して回復できるのはどんな社会か、そもそもなぜ性暴力は起きるのか、防ぐことはできないのか。回復のために紡がれた著者の言葉からなげかけるエッセイ。

目次や構成

<目次>

  • 序章 これまでのこと、これからのことを声にする
    •   
    • 第1章 性暴力被害の後を生きていく
      •  どの道を選んでもマシでしかない
      •  心療内科と診断
      •  とはいえ休まないとやばそう
      •  安心して働ける場所
      •  動きたいのに動けない
      •  自分の気持ちを麻痺させてた
      •  告発を称賛する前に
      •  体調不良(いつもだけど)
      •  寂しいを受け入れる
      •  「死にたい」と言えること
      •  フラッシュバック、過去と今
      •  好きになる人の傾向
      •   
      • 第2章 女を脱がせようとする社会で
        •  「使い勝手いいもんな」
        •  水着の仕事の価値について
        •  「何で今更」の先へ
        •  ニュースによる二次加害
        •  苦しさを訴える労力
        •  性産業と性暴力被害
        •  傷が少しでも癒えますように
        •  PTSDの症状と知ってほしいこと
        •  他人と比べずに傷を見つめる
        •  自分の裸が一生消えない
        •  就労移行支援へ
        •   
        • 第3章 私が私を取り戻す道
          •  フェミニズムカフェへの思い
          •  自分なんて好きになれませーん
          •  LINEでモヤモヤを愚痴る
          •  ボイトレ教室の発表会
          •  選択権を取り戻すこと
          •  自分のことを自覚する
          •  そのまま、ただ聞くということ
          •  依存症の回復について
          •  カウンセリングで話すこと
          •  症状を引き受ける
          •  できる無理はする
          •  自分の回復のために
          •  生きていればいいかも
          •   
            • 寄稿 〈尾根〉に立ちすくむ  精神科医・清水加奈子

                •   

著者情報

石川優実

1987年生まれ、岐阜県出身。俳優、性暴力サバイバー。2005年に芸能界入り。2017年末、「#MeToo」ムーブメントを受け、芸能界で経験した性暴力について声をあげる。それ以降ジェンダー平等を目指し活動。2019年、職場で女性のみにヒールやパンプスを義務付けることは性差別であるとし、「#KuToo(クートゥー)」運動を展開。厚生労働省へ署名を提出した。同年10月、英BBCが選ぶ世界の人々に影響を与えた「100 Women」に選出。2022年2月には、ブログで映画界での性暴力を告発した。2023年、うつ病と複雑性PTSDの診断を受け、現在は自身の回復のため、試行錯誤する日常をニュースレター「for myself」でありのまま発信している。著書に、『#KuToo 靴から考える本気のフェミニズム』(2019年、現代書館)、『もう空気なんて読まない』(2021年、河出書房新社)などがある。

私が私を取り戻すまで

私が私を取り戻すまで 性暴力被害のその後を生きる

定価2,420円
(本体2,200円)

2025年12月