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どうしたらもっとましな、豊かな暮らしができるのか――

山からの伝言

最上一平=作 渡辺有一=絵

定価1,540円(本体1,400円)

出版年月
2009年3月
ISBNコード
978-4-406-05208-5
仕様
8393/ 四六判上製/ 174P
読者対象
小学校高学年 
中学生 
タグ
読みもの    高学年おはなし特選セット   
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深い積雪で、冬には陸の孤島になる水口集落。炭焼きと養蚕に頼る貧しい村だ。分校に通う子どもは二十人余り。「白いご飯を食べるため、田んぼを作る」。夢を実現させようと若者たちが動き始めた。水を引き、田を開く――想像を超える重労働だった。夢に挑んだ村人たちの姿を、四季折々に姿を変える美しい自然と共に描く。

著者情報

最上一平

1957年山形県生まれ。『銀のうさぎ』(1984年、新日本出版社)で日本児童文学者協会新人賞、『ぬくい山のきつね』(2000年、新日本出版社)で日本児童文学者協会賞、新美南吉児童文学賞、『じぶんの木』(2009年、岩崎書店)でひろすけ童話賞、『たぬきの花嫁道中』(2018年、岩崎書店)で日本絵本賞受賞。作品に『山のてっぺんの木のちょうじょう』『へんてこテーマソング』(2019年、いずれも新日本出版社)など多数。

渡辺有一