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兵士は戦場で何をし、その後どうなってしまうのか

戦場で心が壊れて 元海兵隊員の証言

アレン・ネルソン=著

定価1,430円(本体1,300円)

出版年月
2006年9月
ISBNコード
978-4-406-03312-1
仕様
0036/ 小B6判上製/ 156P
タグ
社会    国際問題   
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昼も夜もよみがえる、血なまぐさい戦場、襲いかかる敵……。米海兵隊員としてベトナムで戦った著者を苦しめたPTSD(心的外傷後ストレス障害)。長期の治療の末、自らの罪に向かい合うことで見えたものとは何か。そして、その目に今の日本はどう映るのか。今日の世界でどう生きるのかを問いかける、衝撃的で貴重な証言。

目次や構成

〔目次〕

  • はじめに
  • I  ベトナム戦争とPTSDの日々
    1. よみがえる戦場の光景
    2. ホームレスになろうとする帰還兵
    3. 長く苦しい治療の始まり
    4. 回復に必要だったもの
    5. ふたたびベトナムへ
  • II  日本と憲法九条について感じてきたこと
    1. 国全体がPTSDにかかっている
    2. 日本の憲法九条について
    3. 沖縄と基地への思い
    4. 戦争と平和の語り部として
  • ダニエルズ先生への感謝の言葉

著者情報

アレン・ネルソン

1947年、ニューヨーク・ブルックリン生まれのアフリカ系アメリカ人。海兵隊員としてベトナム戦争の前線で戦う。帰還後にPTSD(心的外傷後ストレス障害)に苦しめられるが、長期間の治療でそれをかなり克服。90年代以降、日米両国を中心とした講演活動によって、戦争の現実を訴え続けている。著書に『「ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?」――ベトナム帰還兵が語る「本当の戦争」』(講談社)など。

戦場で心が壊れて

戦場で心が壊れて 元海兵隊員の証言

定価1,430円
(本体1,300円)

2006年9月