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核兵器廃絶をめざす世界政治の展望、文学論を含め戦前戦後史を多面的に考察する。

宮本顕治著作集 第8巻 一九八〇年後半〜八四年

宮本顕治著作集編集委員会=編

定価3,850円(本体3,500円)

出版年月
2013年9月
ISBNコード
978-4-406-05608-3
仕様
0331/ 四六判上製箱入/ 410P
タグ
芸術・生活    宮本顕治著作集   
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激しい論争の過程で到達した核兵器廃絶への日ソ両党の合意、両党首脳会談の経過と意義をマスメディアで縦横に語る。創立六〇周年を迎えた日本共産党の戦前戦後の歴史を、一貫した体験者としてその間の日本社会の激動とともに考察し、さらに自身が参加した戦前のプロレタリア文学運動とその理論に自己総括のメスを入れる。

目次や構成

[目次]

  • 戦後史における日本共産党
  • 『宮本顕治文芸評論選集』第一巻の「あとがき」
  • 「五〇年」前後の宮本百合子
  • 世界と日本の現状、安易な二十一世紀論に対して
  • 「平和綱領」の発表にあたって
  • 国連創設の原点に立ち軍事同盟の破棄、中立化の道を
  • 日本共産党の六十年とわれわれの展望
  • 日本を核戦争に巻き込む冒険主義の政府を国民は許さない
  • 日ソ両党首脳会談にのぞむ基本的立場
  • 課題の確認にとどまらず世界政治への影響あるものに-日ソ両党会談の「実効性」とは-
  • 世界政治での実行ある方向へ明確な回答
  • たんなる第一歩でなく実行ある大きな一歩
  • 核兵器廃絶への道を語る-日ソ両党党首会談について-
  • 解題

著者情報

宮本顕治著作集編集委員会