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宮本百合子の生涯と仕事を、「日本の過去および未来にてらして」位置づけた労作。

宮本顕治著作集 第10巻 宮本百合子の世界

宮本顕治著作集編集委員会=編

定価3,960円(本体3,600円)

出版年月
2013年12月
ISBNコード
978-4-406-05610-6
仕様
四六判上製箱入/ 456P
タグ
芸術・生活    宮本顕治著作集   
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百合子急逝後に刊行が始まった最初の『宮本百合子全集』(河出書房版全一五巻、一九五一~五三年)に「解説」として連続掲載した労作。小説、評論、ソビエト紀行、感想・小品など、各分野にわたる全作品を対象に、百合子の文学と思想の発展をたどり、その歴史的位置づけを明らかにした。他選集の解説などの百合子論四篇も収録。

目次や構成

[目次]

  • 宮本百合子の世界
  • まえがき
  • 一  『貧しき人々の群』の発足
  • 二  『心の河』と『古き小画』-批判的現実主義の二系列-
  • 三  『伸子』の現実
  • 四   転換期と新しい試練
  • 五   嵐の時代に
  • 六   ソビエト紀行
  • 七  『冬を越す蕾』
  • 八   作家・作品論の展開
  • 九   未来への確信
  • 十  『播州平野』・『風知草』・『二つの庭』
  • 十一  新しい日本文学の諸問題
  • 十二  平和と民族の自由
  • 十三 『道標』の世界
  • 十四  三十五年間-民族文化の遺産として-
  • 『宮本百合子集』解説
  • 『宮本百合子集』によせて
  • 小林多喜二と宮本百合子
  • 宮本百合子の進んだ道
  • 解題

著者情報

宮本顕治著作集編集委員会