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「低学力」「能動性の欠如」などの根源と打開の道

人間力を育む教養教育 危機の時代を生き抜く

新村洋史=著

定価2,750円(本体2,500円)

出版年月
2013年8月
ISBNコード
978-4-406-05708-0
仕様
0037/ 四六判上製/ 296P
タグ
芸術・生活    教育   
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財界や政府も、学生の「低学力」や「消極性」が問題だとして、「教養教育を強化しろ」と叫ぶ。だが、言われるような事態を招いたのは、財界や政府自身が進めてきた人間不在・教養軽視の教育政策ではなかったか。長年にわたり理論と実践の両面から、大学における教養教育のあり方を深めてきた著者が、その成果を重層的に展開する。

目次や構成

【目次】

 
  • 序 章 教養研究のあゆみと課題
  • 第1章 大学生の教養形成ーーその現状・発達可能性・課題
  • 第2章 国家戦力としての教養(教育)の再生論を検討する
  • 第3章 教養研究と教育の課題を問う
  • 第4章 人類社会と善き生き方を拓いた教養思想
  • 第5章 私の教養教育実践をふりかえりみる
  • 第6章 非人間化社会と現代に生きる教養思想

著者情報

新村洋史

中京女子大学教授。1943年、静岡県生まれ。早稲田大学大学院法律学研究科修士課程修了(労働法)、東京大学大学院教育学研究科博士課程修了(教育行政学)。大学教育学会常任理事、東海高等教育研究所所長、教育科学研究会常任委員。著書に『大学再生の条件』(1991、大月書店、共著)、『何のための大学評価か』(95、大月書店、共著)、『大学ビッグバンと教員任期制』(98、青木書店)、『21世紀の大学像を求めて』(00、水曜社)、『人権の時代』(99、青山社)など。

人間力を育む教養教育

人間力を育む教養教育 危機の時代を生き抜く

定価2,750円
(本体2,500円)

2013年8月