
りさはママと二人ぐらし。頼りないけど、やさしいママはりさの自慢。ところが、ある日突然ママが髪を茶色に染めて大変身。おまけに「トラックの運転手になる!」といいだした……。自立を求めて変わっていく母親にとまどいながらも、りさは――。
著者情報
長崎夏海
1961年東京に生まれる。「トゥインクル」(小峰書店)で第40回日本児童文学者協会賞受賞。主な作品に「ふねにのっていきたいね」「ゆうやけごはんいただきます」(ポプラ社)、「れいとうロボット」(新日本出版社)、「ライム」(雲母書房)他。日本児童文学者協会会員。沖永良部島在住。
鈴木びんこ
埼玉県生まれ。制作プロダクションを経てフリーイラストレーターとなる。絵本に、『でんしゃになったあおむし』(2022年、絵本塾)、『聴導犬くんれん生ふく』(2017年、新日本出版社)、『あの日をわすれない はるかのひまわり』(2015年、PHP研究所)、挿画を担当した作品に『オムレツ屋へようこそ!』(2012年、国土社)、「The MANZAI」シリーズ(2007~2009年、ポプラ社)、「12歳たちの伝説」シリーズ(2000~2004年、新日本出版社) 他。日本児童出版美術家連盟会員。