
桜の花が舞う季節、温泉町の人びとの思いも千々にかけめぐる
一子とたぬきと指輪事件 新ほたる館物語
あさのあつこ=作 長谷川知子=絵
定価1,430円 (本体1,300円)
- 出版年月
- 2007年11月
- ISBNコード
- 978-4-406-05080-7
- 仕様
- 8393/ 小B6判上製/ 188P
- 読者対象
- 小学校中学年
- 小学校高学年
- 中学生
- タグ
- 読みもの あさのあつこコレクション
一子はしにせの温泉旅館・ほたる館の一人娘。女将のおばあちゃんや若女将のお母さん、板前のお父さん、みんなで心をこめてお客をもてなしている。花が咲き乱れ、温泉町が一番華やかになる季節、特別室を予約したあやしげな親子連れがやってくる。そして事件が…。預かった指輪が消えてしまい、ほたる館は大騒ぎになるが…。
著者情報
あさのあつこ
岡山県生まれ。青山学院大学卒業。『バッテリー』(1996年、教育画劇)およびその続編で野間児童文芸賞、日本児童文学者協会賞、小学館児童出版文化賞受賞。その他の作品に『アスリーツ』(2019年、中央公論新社)、『透き通った風が吹いて』(2018年11月、文春文庫)、『ほたる館物語』全3巻(1991~2年)「いえでででんしゃ」1~3(2003~8年、ともに新日本出版社)、「No.6」シリーズ(2003~11年、講談社)他。
長谷川知子
1947年北海道生まれ。「ひつじぐものむこうに」でサンケイ児童出版文化賞受賞。絵本に「くらやみのかみさま」「りんごの花」「パパいっぱいだっこして」「ばばちゃんやさいがいっぱいだ」、さし絵の仕事に「兎の眼」「1ねん1くみ」シリーズなど多数。