
1991年の湾岸戦争以来、イラクではガンや白血病の子どもたちがふえつづけ、劣化ウラン弾の影響が疑われています。そして、イラク戦争でも再び使用された劣化ウラン弾――。子どもが戦争の犠牲になっているのです。イラクへの医療支援に取り組むNGOスタッフと児童文学作家が、子どもたちの声を日本のあなたに届けます。
著者情報
佐藤真紀
1961年生まれ。日本国際ボランティアセンター(JVC)中東担当を経て、現在日本イラク医療ネットワーク(JIM-NET)事務局長。

イラクのいまを知る本 おとなはなぜ戦争するの Ⅱ イラク編
定価1,980円
(本体1,800円)
2009年5月
本木洋子
東京生まれ。著書に「日本文化キャラクター図鑑」シリーズ(2014年、玉川大学出版部)、『健康で生きたい』(2018年)『大海原の決闘 クジラ対シャチ』(2013年)『アンモナイトの夏』(2007年)『よみがえれ、えりもの森』(2003年)『おとなはなぜ戦争するのⅡ』(共著、2009年)(いずれも新日本出版社)などがある。日本児童文学者協会会員。