
「消されようとしている歴史」に向き合う――
文学のピースウォーク 大久野島からのバトン
今関信子=作 ひろかわさえこ=絵
定価1,980円 (本体1,800円)
- 出版年月
- 2016年6月
- ISBNコード
- 978-4-406-06033-2
- 仕様
- 8393/ 四六判上製/ 224P
- 読者対象
- 小学校高学年
- 中学生
- タグ
- 読みもの 文学のピースウォーク
瀬戸内海に浮かぶ島・大久野島。野生のウサギが生息し、観光客でにぎわうこの島は、70年以上も昔、地図から消されたことがありました。戦争のため、国際法で禁止されていた毒ガス兵器を作っていたからです。部活で島を訪れた香織たちは、かつて自分たちと同じ年頃に、毒ガス作りに携わっていたという人物と出会います――。
著者情報
今関信子
1942年東京生まれ。東京保育女子学院卒業。幼稚園教諭を経て創作活動に入る。作品に『国をつなぐ奇跡の鳥クロツラヘラサギ』(2015年、汐文社)、『弥生人の心にタッチ--開いたタイムカプセル「下之郷遺跡」』(2013年、くもん出版)、『琵琶湖のカルテ--科学者たちからのメッセージ』(2010年、文研出版)、『命をつなぐ250キロメートル』(2009年、童心社)、『行きたいところへ行ける汽車』(2001年、新日本出版社)他がある。日本児童文学者協会会員。

文学のピースウォーク 大久野島からのバトン
定価1,980円
(本体1,800円)
2016年6月
ひろかわさえこ
1953年北海道小樽市生まれ。武蔵野美術大学商業デザイン科卒業。作品に「ちいさなくだものえほん」シリーズ(2015年)、「ちいさなやさいえほん」シリーズ(2013年)、「やさいむらのなかまたち」シリーズ(2010年、ともに偕成社)、『たんぽぽでんしゃ』(2015年、ひさかたチャイルド)『あと、いくつ?』(2015年、アリス館)他がある。日本児童出版美術家連盟所属。

文学のピースウォーク 大久野島からのバトン
定価1,980円
(本体1,800円)
2016年6月