
はじめて知る、母の少女時代の苛酷な体験――
お母さんの生まれた国
茂木ちあき=作 君野可代子=絵
定価1,650円 (本体1,500円)
- 出版年月
- 2017年12月
- ISBNコード
- 978-4-406-06185-8
- 仕様
- 8093/ 四六判上/ 176P
- 読者対象
- 小学校高学年
- 中学生
未来は、お母さんの生まれた国カンボジアへ。カンボジアでは四十年ほど前に内戦があり、家族をなくしたお母さんは、難民として日本にきたのだ。物売りの少女に幼いお母さんの姿が重なる。首都プノンペンは近代的な街に生まれ変わっていた。でも、お母さんはなつかしそうに「街のにおいは、全然変わらない」と言った――。
著者情報
茂木ちあき
1954年生まれ。日本児童文学者協会会員。作品に『お母さんの生まれた国』(2017年)『清政――絵師になりたかった少年』(2016年)「いま、地球の子どもたちは――2015年への伝言」(全4巻)(2005年・以上新日本出版社)、『空にむかって友だち宣言』(2016年・国土社)がある

お母さんの生まれた国
定価1,650円
(本体1,500円)
2017年12月
君野可代子
1967年神奈川県生まれ。セツモードセミナー、MJイラストレーションズ(7期)卒業。『八月の光――失われた声に耳をすませて』(2017年、小学館)、『プラネット・オルゴール』(2015年、講談社)他装画・挿画の仕事多数。

お母さんの生まれた国
定価1,650円
(本体1,500円)
2017年12月