商品詳細
宙を見上げるのは、どんなときですか?
ISBN978-4-406-06044-8 C0044

人はなぜ星を見上げるのか
星と人をつなぐ仕事
定価1,980円(本体1,800円)
2016年8月30日
四六判並製 176P
中学生~高校生以上向き
星野道夫に、オーロラに憧れた高校生が、研究者から星空を人々に伝える仕事に就いたのはなぜか。見ることのできない人が、震災に遭った人々が、星空を見つめて勇気をもらっていた事実。星が戦争につながり、平和への思いを作り出したこと。そして星が人と人をつなぐ物語を通して、私たちの未来も考えられる本です。
プロローグ――20年前の手紙から 1 そうだミュージアムをつくろう 2 子どもたちの宇宙を原点に 3 「オーロラストーリー」が生み出したもの 4 心の中の星空をドームに――プラネタリウム・ワークショップ 5 星空が教えるめぐる時 6 星を頼りに――ぼくとクジラのものがたり 7 星で心をつむぐ――星つむぎの歌 8 見えない宇宙を共有する 9 星から生まれる私たち 10 遠くを見ること、自分を見ること 11 戦争と星空――戦場に輝くベガ 12 星がむすぶ友情――宮沢賢治と保阪嘉内 13 ほしにむすばれて――人と宇宙のドラマ 14 震災の日の星空 15 手紙を書くこと、見上げること 16 音楽とともに 17 宙をみていのちを想う――医療・福祉と宇宙をつなぐ 18 星を「とどける」仕事へ エピローグ――星つむぎの村へ