
侵略戦争に反対してたたかった日本共産党に「戦争責任」を問うとともに,日本の革命運動にも「天皇制」があるとする思想家丸山真男氏の倒錯した議論を,その理論的基礎に分け入り克明に検討。傍観者の論理とその観念的歴史観を批判する。
著者情報
土井洋彦

変革の立場と傍観者の論理 ―丸山真男「史観」批判―
定価2,350円
(本体2,136円)
1994年10月
山口富男
1954年静岡県生まれ。日本共産党社会科学研究所所長。 著書に、『今、「資本論」をともに読む』(2023年、共著、新日本出版社)、『マルクス「資本論」のすすめ─「新版」で読む』(2021年、学習の友社)、『変革の時代と「資本論」─マルクスのすすめ』(2017年、共著、新日本出版社)、『「古典教室」全3巻を語る』(2014年、共著、新日本出版社)、『守ろう9条・生かそう25条』(2005年、東京民医連)、『21世紀と日本国憲法』(2004年、光陽出版社)、『新しい世紀に日本共産党を語る』(2003年、新日本出版社)、『変革の時代と傍観者の論理』(1994年、共著、新日本出版社)、『ネオ・マルクス主義―研究と批判』(1989年、共著、新日本出版社)、『大学生講座・生活術』(1985年、共著、大月書店)、他。
足立正恒

変革の立場と傍観者の論理 ―丸山真男「史観」批判―
定価2,350円
(本体2,136円)
1994年10月