
機織りの国,絹の国として農民文化の花を咲かせた山国秩父にたずねる困民党の足跡。耐えがたい悪政に対する覚悟の上の蜂起,天皇の軍隊にたち向かった農民たちの気概と真実にふれる,自由民権探訪の新しい旅。充実・一新した内容の改訂版。
目次や構成
[目次]
- 出かける前に―秩父事件とは
- 秩父自由党のふるさと―日野沢
- 最も早く動いた―上州日野谷
- 困民党たつ―風布組の人々
- 秩父困民党蜂起の地―吉田
- 進軍の道―小鹿野・薄
- 無政の郷―大宮郷
- 政府の軍隊派遣 皆野・三沢
- 軍隊との激突―野上・金屋
- 新たな出発となった―矢久峠・山中谷
- 最後の戦い―大日向・東馬流
- 全国各地に見られる困民党員の足跡―再起をめざして
- 文書は語る
- 復権と新たな研究・顕彰をめざして
- 秩父事件関係年表
- もっと秩父事件を知りたい人に
- フィールドワーク便利帳
著者情報
秩父事件研究顕彰協議会

ガイドブック 秩父事件
定価1,430円
(本体1,300円)
1999年11月