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極限状況から生還して五十余年、戦争美化の危険な潮流に怒りの告発

特攻 自殺兵器となった学徒兵兄弟の証言

岩井忠正=著 岩井忠熊=著

定価1,980円(本体1,800円)

出版年月
2002年7月
ISBNコード
978-4-406-02933-9
仕様
0021/ 四六判上製/ 206P
タグ
芸術・生活    記録・回想・エッセイ   
在庫状況
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海軍特攻志願兵として,人間魚雷「回天」と人間機雷「伏竜」の2つの訓練を受けた兄。体当たり小艇「震洋」隊に所属した弟。太平洋戦争末期,日本海軍の自殺戦法のなかで自らの死と向きあった兄弟が,天皇制軍隊の非人間性をその実体験から告発。

目次や構成

  • まえがき
  • 第Ⅰ章  「回天」「伏竜」―二つの海軍特攻部隊に所属した兄の証言・・・(岩井忠正)
    • 1  私はなぜ海軍に入ったか
    • 2  武山海兵団から久里浜「対潜学校」へ
    • 3  特攻隊へ志願
    • 4  和田稔のこと
    • 5  伏竜部隊へ
    • 6  広島の原爆から敗戦へ
  • 第Ⅱ章  「震洋」特別攻撃隊に所属した弟の証言・・・(岩井忠熊)
    • 1  航海学校での体験
    • 2  特攻要員の選抜
    • 3  震洋隊基地で
    • 4  海没遭難
  • 第Ⅲ章  アジア・太平洋戦争と特攻作戦・・・(岩井忠熊)
    • 1  アジア・太平洋戦争の動向
    • 2  「特攻」の成立と航空特攻の活動
    • 3  水中・水上特攻隊の出現と「戦果」
    • 4  徴兵制と陸海軍
  • 終章  特攻と戦争をくり返さないために・・・(岩井忠熊)
  • あとがき

著者情報

岩井忠正

特攻 自殺兵器となった学徒兵兄弟の証言

特攻 自殺兵器となった学徒兵兄弟の証言

定価1,980円
(本体1,800円)

2002年7月

岩井忠熊