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南の海に沈んだ特攻隊員への深い鎮魂の思いで語る「靖国」美化論への強い怒り!

「靖国」と日本の戦争

岩井忠熊=著

定価1,980円(本体1,800円)

出版年月
2008年8月
ISBNコード
978-4-406-05157-6
仕様
0031/ 四六判上製/ 172P
タグ
人文    歴史一般   
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なぜ靖国神社は国内外の争点になるのか。−−天皇のために戦った「英霊」を祀る神社の政治的性格を幕末維新の創建から解き起こし、台湾出兵から太平洋戦争までの侵略的海外出兵の戦死者慰霊の実態を新史料で告発。著者自身の特攻体験をまじえつつ、映画「靖国」上映妨害を批判し、憲法九条による平和の大切さを訴える。

目次や構成

〔目次〕

  • 第I章  幕末・維新の動乱と靖国神社の成立
    • 尊攘激派と会津藩の対照
    •   祀られた殉難者と祀られなかった人たち
    •   靖国合祀の政治的性格/他
  • 第II章  明治国家の対外政策
    •   明治維新と国威宣揚の宸翰
    •   軍備の確立と「靖国」/他
  • 第III章  第一次世界大戦と大正デモクラシー
    •   植民帝国の大陸政策
    •   陸海軍と「国防方針」
    •   明治時代の人は立派だったか/他
  • 第IV章  アジア太平洋戦争
    •   中国駐兵権と「英霊」
    •   「大東亜戦争」の名称の虚偽
    •   「自存自衛」の意味/他
  • 第V章  海外出兵と軍国主義
    •   「英霊」とは
    •   戦死・戦病死の実態
    •   昭和天皇不親拝とA級戦犯合祀/他
  • おわりに

著者情報

岩井忠熊