
アメリカ・イズ・ナンバーワン!?――在米日本人女性のアメリカ社会論。本当に一人ひとりの個性が尊重される自由の国なのか,それとも貧富の差が激しい暴力社会なのか。戦争と平和,社会の矛盾や葛藤,勇気をもつづる素肌のアメリカ案内。
目次や構成
[目次]
- はじめに
- 1 アメリカってどんな国?
- "アメリカ"の定義
- "世界のナンバー・ワン"
- インスタント文化
- "マネー・スピークス"お金がものをいう
- アメリカで働く
- アメリカの住宅事情
- 2 子どもたちのアメリカ
- "アフルエンザ"
- 人種のるつぼと子どもたち
- 学校教育
- 子どもと犯罪
- 3 差別と人種
- 人種問題とアメリカ
- 死刑制度で見るアメリカの人種差別
- 医療現場における人種格差
- 女性とアメリカ社会
- 4 癒されぬ大国
- アメリカ・心のホットライン
- 路上の人びと
- 5 アメリカ人の世界観
- ”英語は世界語"
- アメリカ人が描く世界地図
- 世界観とは"アメリカ観"
- "神の国"?
- 6 アメリカと戦争
- 九・一一テロ事件とアメリカ
- 暴走するアメリカ
- 戦争プロパガンダとアメリカ
- アメリカ人の平和観
- もうひとつのアメリカ
- ふたたび戦火へ
- あとがき
- 【参考資料一覧】
著者情報
円道まさみ
1965年東京生まれ。1984年より米・カリフォルニア州在住。児童福祉関連の仕事をした後、社会人大学にて行動心理学と薬物中毒治療を学ぶ。現在、サンフランシスコの非営利団体でホームレスおよび低所得者層で精神障害や薬物中毒、HIVエイズ問題を抱える人々のケースワーカーとして働く。著書『アメリカってどんな国?』(2002年、新日本出版社)

アメリカって どんな国?
定価1,760円
(本体1,600円)
2002年10月