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反戦と平和の想いで太く貫かれた当意即妙の好エッセイ!

父の親指 医者の目

高柳新=著

定価1,650円(本体1,500円)

出版年月
2003年9月
ISBNコード
978-4-406-03022-9
仕様
0095/ 四六判/ 190P
タグ
芸術・生活    記録・回想・エッセイ   
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寡黙に金槌の柄を握り続けたヤスリ目切り職人の父。爪がなく,飴ん棒のように丸くなった父の親指は,何を語りつづけていたのか? 夢見る心を傷つけられた父の背中に,元ハンセン病の人たちの悲しみを重ねた表題エッセイなどを収録。

目次や構成

[目次]

  • はじめに―「正直者は夢を見る」
  • 父の親指
  • 医療をさせないため?
  • 日本も戦争状態
  • 魯迅の「吶喊」
  • 勉強しがいのある時代
  • 医療人と患者の共同
  • 大量の白ネズミ
  • 猿ではなかった
  • 凍傷実験
  • 「死の商人」
  • 過去に目を閉ざす者は・・・
  • 「神の国」の食糧事情
  • 蔓延した飢餓と疾病
  • 歴史は動く
  • 白バラは散らず
  • "強い政治家"の幻想
  • はったり
  • 彼のいるべき場所
  • 右翼が保守を襲うとき
  • 地域医療を守る
  • 妻の苦労
  • 光と正義がほしい
  • 『自由論』
  • 「生活習慣病」
  • 閉塞の時代
  • ホンネ
  • 憲法が自衛隊に違反!?
  • 奪ったのはだれ
  • 「呪詛する勇気」
  • 人間は「小の虫」ではない
  • 「戦争」とテロ
  • 終わりにできる
  • ウソはいけない
  • 詐称する「改革」
  • インチキ政治
  • 浅ましい精神
  • 「ラクの物語」
  • 停学処分
  • 電信柱にかじりつく
  • 備えあれば憂いなし?
  • 「平和的生存権」
  • ガルブレイスと小泉首相
  • 「誤診」と「ニセ薬」
  • 謀略
  • ペンは権力より
  • 大衆はバカではない
  • 「恥」
  • 戦争前夜の声
  • 小さいことは美しい
  • ハルちゃんのためなら
  • アメリカ中毒
  • 切なさをこえて
  • 許さない
  • 諦めない

著者情報

高柳新