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日本の医者はどうつくられるのか

研修医

谷川智行=著 後藤慶太郎=著

定価1,760円(本体1,600円)

出版年月
2004年4月
ISBNコード
978-4-406-03075-5
仕様
0049/ 四六判並製/ 205P
タグ
社会    労働、社会保障・福祉   
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はじめての問診、緊張の連続の救急外来、患者さんとのふれあいと別れ――医療の現場で成長する新米ドクターたちの毎日はどうなっているか。この四月スタートの新たな研修制度はどんな内容か。第一線で活躍する医師たちへのインタビューも交え、国民本位の医療のために何が必要かを探った医療関係者必携の書。

目次や構成

目次

  • はじめに
  • 第1章 日本の医者はどうつくられるか
    • 第1節 研修医という生活(後藤)
    • 第2節 日本の医師養成と卒後研修(谷川)
      • (1)大学医学部での卒前医学教育
      • (2)医師国家試験
      • (3)これまでの卒後研修の実態
      • (4)日本の研修制度の歴史的変遷
    • 第3節 卒後研修必修化と今後の展望
      • (1)九四年に浮上し阻止された「義務化(必修化)」(谷川)
      • (2)今回の必修化でこう変わる(後藤)
      • (3)これからの卒後研修改善の方向(谷川)
  • 第2章 第一線の医師に聞く、研修医時代と生き方
    • 日本大学医学部教授、
      日本大学医学部附属板橋病院救命救急センター長 林成之さん
      • 患者さんの手を握り泣くだけだったころ
      • アメリカで考えさせられた指導者のこと
      • 医者としての姿勢、心を鍛えるために
      • 「科学者の目」で明日の医療をリードする
      • 積み残された医療へのサポートの問題
    • 洛和会音羽病院副院長、
      洛和会京都国際医学教育センター所長 松村理司さん
      • 「もっときっちりした研修」に興味持ち
      • 沖縄とアメリカで見た臨床力重視の研修
      • 臨床がだめなら教育できるわけがない
      • ユニークな試みで研修医が生き生きと
      • オープンなディスカッションが必要に
    • 熊本・くすのきクリニック所長、
      前水俣協立病院院長 板井八重子さん
      • 学生時代に出会った患者さんへの思いから
      • 患者さんの家庭環境や普段の生活を聞き
      • 病像解明、妊娠異常に関するとりくみ
      • 人間としての想像力、スタッフとの協力
      • 女性医師が働きやすい環境をどうつくるか
  • 第3章 座談会 現場から考える卒後研修
    • (1)国民のための医師養成と研修の現場
    • (2)研修医の初心をどう生かすか
    • (3)制度改革を前向きに生かすために

著者情報

谷川智行

千葉県流山市東葛病院医師。

研修医

研修医

定価1,760円
(本体1,600円)

2004年4月

後藤慶太郎

千葉県流山市東葛病院医師。

研修医

研修医

定価1,760円
(本体1,600円)

2004年4月