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国民が安心できる年金に、すぐに踏み出す処方箋は、これだ!

どうする 日本の年金

小池晃=著

定価1,047円(本体952円)

出版年月
2004年5月
ISBNコード
978-4-406-03087-8
仕様
0036/ 四六判並製/ 116P
タグ
社会    労働、社会保障・福祉   
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「税金か保険料を上げるしかない」。口を開けば、すぐに“取り方”の話になる小泉首相。その言葉通り、いま、国会に提案されている年金改悪法案は、“むしり取り方”の見本市のよう。連続13年保険料値上げなど、その凄まじい内容の解説と、基本から説き明かした「年金なんでもQ&A」を一緒にして、「どこを変えたら展望が開けるか」を、心に届く言葉で語り下ろします。 

目次や構成

[目次]

  • はじめに
  • I  これはひどい 年金大改悪の中身と正体
    1. 年金制度の大改悪
       前段としての、マイナス物価スライド強行
    2. 年金制度の大改悪
       なぜ、このような大改悪案が出されてきたのか
    3. 年金大改悪の問題点 その一
       ―毎年毎年連続して上がる年金保険料―
    4. 年金大改悪の問題点 その二
       ―年金給付の大幅引き下げ―
    5. 年金大改悪の問題点 その三
       ―国会審議抜きの自動的年金削減システム―
    6. 年金大改悪の問題点 その四
       ―法律違反の「国庫負担引き上げ先送り」―
    7. 年金の財源を口実にねらわれる消費税大増税
    8. 年金大改悪を進める政府の言い分を斬る
    9. 年金の財政はなぜ悪化しているのか 原因その一
       ―雇用リストラ―
    10. 年金の財政はなぜ悪化しているのか 原因その二
       ―積立金のムダづかい―
  • II  これで年金は、本当に国民のものになる
          ―日本共産党の提案・最低保障の実現で安心できる年金制度を―
    1. 改革で一番重視すべきものは何か
       ―膨大な低額年金、無年金者という現実―
    2. 「最低保障年金制度」の考え方
    3. 「最低保障年金」は時代の流れ、世界の流れ
    4. 「最低保障年金」のメリット
    5. 今も、将来も、安心できる年金制度をどうつくるか
       ―四つの改革の柱―
  • 付  年金をめぐる二つのQ&A
  • おわりに
  • 資料―日本共産党の年金政策  巻末

著者情報

小池晃

1960年生まれ。東北大学医学部卒業。医師、全日本民主医療機関連合会理事。日本共産党副委員長。