
04年10月23日。突き上げる揺れが襲った! 家族や知人は? 全国から救援に走り始める人々。そのなかで日本共産党は、いち早く全国救援センターを立ち上げた。センターに集まった人々と被災者の間で織りなされる、多様な交流をリアルに伝えるドキュメント。苦難のなかから希望を見出してゆく人間ドラマを、「多喜二・百合子賞」受賞作家が描く!
目次や構成
[目次]
- プロローグ
- 私たちも救援したい
- あんたの出番だ
- さあ、出発だ
- 私はボラボラ
- どうしてここへ
- 「ありがとう」に「ありがとう」
- 「共同」は「協働」
- ひとり暮らしを包んで
- 現地の人を煩わせるな
- 急ぐな
- 徒歩で峠を越えて
- 新幹線も開通して
- ふたたび鳴り出した電話
- 大地が呼んでいる
- エピローグ
- あとがき
著者情報
なかむらみのる

新潟県中越大震災 日本共産党救援センター物語
定価1,320円
(本体1,200円)
2005年6月