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この子達の叫びを聞き、寄り添ってあげてください!

さとこ先生のホームルーム

おにつかるみ=著

定価1,540円(本体1,400円)

出版年月
2005年8月
ISBNコード
978-4-406-03207-0
仕様
0037/ 四六判並製/ 188P
タグ
芸術・生活    教育   
在庫状況
現在在庫品切れとなっています。

いじめ、不登校、リストカット、自閉症、あるいは教師の心身症……。いま教育現場が抱えるさまざまな問題を、主人公のさとこ先生が、子どもの痛みに寄り添いながら、教師、親とともに悩み、乗り越えようとする。著者みずからの体験や周囲の出来事をもとに描く、感動の教育ドキュメント。毎日新聞京都版に好評連載中。

目次や構成

〔目次〕

  • 1  さくら
    • 働く母になる日
    • 「先生、きっと帰ってきてね」 ほか
  • 2  秘密
    • 笑わない少女
    • 人に言えない経験 ほか
  • 3  赤いブロック
    • 障害児学級の転入生
    • 二つの顔 ほか
  • 4  福の神
    • 障害児の放送委員会参加
    • 「やさしさ」って何 ほか
  • 5  ユウジ
    • 七年前の教え子
    • 窓のない部屋からの脱出 ほか
  • 6  気になる子
    • 見逃した子どものサイン
    • アスペルガー症候群
    • 「自分のことが知りたい」 ほか
  • 7  学校に行けない
    • "いい子"の長女
    • 休職を選んだ母親 など
  • 8  ステップファミリー
    • 新しい家庭での苦悩
    • 支援グループに参加 など
  • 9  笑って、先生!
    • 教員仲間の欠勤
    • 揺らぎ始めた自信 など
  • 10  出発
    • 卒業生からの手紙
    • 新たな出会いの春 など
  • あとがき

教育評論家・法政大学教授  尾木直樹さん推薦

虐待や学習障害、ステップファミリー。新たに深刻化する教育の困難。それらを子どもの目線で社会背景と交差させて見事に描く。胸が熱くなり癒される。同時に人間への信頼が芽生え、未来への希望が湧く。待望の力作である。

著者情報

おにつかるみ

1951年生まれ。現在、京都府の小学校で講師(障害児学級)をしながら、執筆活動。著書に絵本『赤いランドセル』(文芸社)。

さとこ先生のホームルーム

さとこ先生のホームルーム

定価1,540円
(本体1,400円)

2005年8月