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物理学、哲学、市民運動の分野で活躍する3人とのビッグ対談!

人生の同行者 上田耕一郎×小柴昌俊・鶴見俊輔・小田実対談

上田耕一郎=著

定価1,980円(本体1,800円)

出版年月
2006年9月
ISBNコード
978-4-406-03313-8
仕様
0031/ 四六判フランス装/ 214P
タグ
社会    政治・法律   
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知性の三巨人との戦争と平和を中心的なテーマに据えた対談集! 小柴対談ではノーベル賞や平和の問題を、鶴見対談では、日本の中国侵略とアメリカのイラク侵略戦争の形態的同一性を、小田対談では、8月14日の大阪空襲の意味や「現世否定哲学」ではない、プラスの価値を語る運動論を語る。その個性的で幅広い含蓄ある話は、読む者を飽きさせない。

目次や構成

〔目次〕

  • まえがき
  • 上田耕一郎・小柴昌俊
    • 受動と能動の掛け算
      • 1  ノーベル賞、うれしかった
      • 2  東大での思い出
      • 3  ニュートリノと宇宙誕生
      • 4  平和の問題は保守も革新もない
  • 上田耕一郎・鶴見俊輔
    • 世界と日本、歴史と哲学、運動
      ―マルクス主義とプラグマチズム―
      • 1  二人の接点、共通の知人をめぐって
      • 2  ブッシュとイラク戦争
      • 3  ベトナム戦争とアメリカ
      • 4  核兵器と現代の戦争
      • 5  戦前の日本共産党のたたかいとマルクス主義
      • 6  「木曽殿と背中合わせの寒さかな」
            (十五年戦争の体験と「転向」研究)
      • 7  プラグマチズムと多元主義、マルクスの価値論、国家権力の獲得後
      • 8  日本共産党の綱領改定案をめぐって
      • 9  「小さいものは大きいものより小さいか」
      • 10  未来へ向かって。日本の可能性
  • 上田耕一郎・小田実
    • 戦争と戦後60年
      ―憲法九条を守るために―
      • Ⅰ  戦争体験
        • 1  大阪大空襲
        • 2  核兵器と無差別爆撃の思想
        • 3  国家による「棄民」、大岡昇平『俘虜記』
        • 4  戦争末期の学生生活、思想状況など
      • Ⅱ  憲法九条と戦後日本の政治
        • 5  『随論  日本人の精神』と日本国家の本質
        • 6  憲法九条の意義  とくに九条二項の意義
        • 7  アメリカと戦後の日本政治
        • 8  日米安保と憲法
      • Ⅲ  国民のたたかい
        • 9  九条の会、国民投票
        • 10  二大政党制
        • 11  九条をめぐる「乖離問題」 ― 「良心的軍事拒否国家」の構想
        • 12  市民の政策運動 ― 教育問題
        • 13  震災救済のたたかいのなかで
        • 14  労働運動、たたかいのなかで
        • 15  世界も日本も変革の可能性が生まれている

著者情報

上田耕一郎