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「21世紀の広島で生まれたイマジン」が世界の思いを乗せ

世界をつなぐ歌「ねがい」

三輪純永=著

定価1,572円(本体1,429円)

出版年月
2006年10月
ISBNコード
978-4-406-03320-6
仕様
0095/ 四六判並製/ 157P
タグ
芸術・生活    文化・芸術・スポーツ   
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「もしも この頭上に 落とされたものが ミサイルではなく 本やノートであったなら…」 中学生の平和学習から生まれた歌は、「自分の願いを続く歌詞にしてください」とのよびかけで、数十カ国に広がった。戦争に苦しんだ国、貧困にあえぐ国、そして日本中から寄せられた500編以上の歌詞。その物語と音楽の力を見つめたルポルタージュ。

目次や構成

〔目次〕

  • プロローグ  ヒロシマから世界へ
  • I  涙のない明日のために ― 命の現場に届いた「ねがい」
    • 世界で一番命の短い国から
    • チェルノブイリの悲劇を忘れない
    • 光州のストリートに立って
    • 枯葉剤の被害者とともに
  • II  広島の子どもたちから生まれた歌
    • 歌うこと、学ぶことの中から
    • 生徒の「平和宣言」をもとに
    • 「平和への思いに乗ってくれる」
    • 作詞者、作曲者の思い
    • 歌は歌われながら歌となる
  • III  国境をこえて響きあう言葉と生き方
    • 世界への発信、そして反響
    • それぞれの「五番」の歌詞を
    • ケニアと日本を行き交った物語
    • イランからヒロシマ、九条へ
    • 「地獄の記憶」を受け継いで
    • 広島と世界を結んで
    • 「足元の実践が問われる」
    • 被爆地の心を伝える教師たち
    • 「真理と平和を希求する」こと
    • NHK番組の反響
    • 「光復節」での演奏
    • 韓国の学生から届いた言葉
    • 世代をこえた広がりのなかで
  • IV  躍動する若い言葉、そして未来へ
    • 平和への願いを表現し行動する
    • 28編の詞を書いた中学生
    • 願いは一つ、世界は一つ
    • 05年「うたごえ祭典」後の広がり
    • 「思いやりの連鎖」をこそ
    • 「せんそうをすてて  あいとへいわ」
    • おとなになっても歌い続けて

著者情報

三輪純永

 うたごえ新聞編集長。岐阜県生まれ。著書に、『なぜ、いま歌うのか?――強制される「君が代」の現場』(新日本出版社)。

世界をつなぐ歌「ねがい」

世界をつなぐ歌「ねがい」

定価1,572円
(本体1,429円)

2006年10月