
アメリカの食肉処理とあやうい日米関係を現場から検証!
食の安全よりアメリカが大事? 牛肉輸入再開に異議あり!
紙智子=著 高橋千鶴子=著
「本当に大丈夫?」――2006年7月、国民の不安の中、政府は米国産牛肉の輸入を再開。しかし米国の食肉産業の実態、日米政府の動向などからは、構造的な問題が明らかに……。当選以来、BSE問題解決のために情熱を傾けてきた二人の国会議員が、一連の経緯から見えてくる日本の政治の異常を告発。事態打開の展望を探る。
目次や構成
〔目次〕
- はじめに―不安の中の輸入再再開
- 第1章 BSEってどういう病気?
- この病気のそもそもと日本の現状
- アメリカのリスク管理はどうなっていた?
- 第2章 アメリカのBSE問題とあぶない日米関係
- アメリカのごう慢、日本は言いなり
- 揺れる食品安全委員会
- 05年6月の訪米調査で実感したもの
- 第3章 輸入再開、しかし入ってきたものは・・・・・・
- 再開までの混乱と再開直後の事件
- 06年2月の訪米調査でわかったこと
- 06年夏の輸入再開をめぐって
- 結びにかえて ― 対談 安全・安心を守ることと政治の責任
- これまでをふりかえって
- 農や食のあり方をめぐって
- 国民の運動と連携して
- 今後をどう見るか
- 参考文献
著者情報
紙智子
1955年北海道札幌市生まれ。2001年より日本共産党参議院議員(農林水産委員、予算委員、沖縄北方特別委員)。

食の安全よりアメリカが大事? 牛肉輸入再開に異議あり!
定価1,650円
(本体1,500円)
2006年11月
高橋千鶴子
1959年秋田県能代市生まれ。2002年より日本共産党衆議院議員(厚生労働委員)。

食の安全よりアメリカが大事? 牛肉輸入再開に異議あり!
定価1,650円
(本体1,500円)
2006年11月