
原爆は誤解から生まれた?
1つの爆弾 10の人生
ステファニア・マウリチ=著 沢田昭二=監訳 高田愛=訳
核兵器はなぜ開発されたのか、開発者は何を考えていたのか!? イタリアの数学者兼ジャーナリストが、原爆開発は必要だったのかという、歴史のミステリーに挑戦します。ヒトラーの核開発、マンハッタン計画の中心にいたなど、開発に関わった10人の科学者への貴重なインタビューで構成。いまだ核兵器がある矛盾を問います。
目次や構成
〔目次〕
- 監訳者のまえがき
- はじめに
- 第1部 原爆の歴史のあらまし
- 第2部 10の人生
- 第1話 最後の証言者:カール・フリードリヒ・フォン・ワイツゼッカーとヒトラーの原爆
- 第2話 物理学の長老と製図の謎:ハンス・ベーテ
- 第3話 機密を知った人:ジョセフ・ロートブラット卿と瓶の中の魔人
- 第4話 目撃体験の完結:フィリップ・モリソン―まともな人間
- 第5話 サム・コーエン:いかにして心配するのをやめ爆弾を愛するようになったのか
- 第6話 被爆者:沢田昭二
- 第7話 ホール夫妻:厳しい選択と本当の人生
- 第8話 偉大な物理学者たち、大いなる戦略:ロアルド・サグデーエフと母国ロシア
- 第9話 無垢な時代:リチャード・ガーウィンと「スーパー」を消す魔法の杖
- 第10話 自分だけの研究室:エレン・ウィーバー
- 謝辞
著者情報
ステファニア・マウリチ

1つの爆弾 10の人生
定価2,640円
(本体2,400円)
2007年2月
沢田昭二

1つの爆弾 10の人生
定価2,640円
(本体2,400円)
2007年2月
高田愛

1つの爆弾 10の人生
定価2,640円
(本体2,400円)
2007年2月