真実に好奇心、未来を見つめる 新日本出版社真実に好奇心、未来を見つめる 新日本出版社

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ドラマに満ちた法の世界へ!

マンガから考える法と社会

矢野達雄=著

定価1,980円(本体1,800円)

出版年月
2008年2月
ISBNコード
978-4-406-05112-5
仕様
0032/ 四六判並製/ 285P
タグ
社会    政治・法律   
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「カバチタレ!」で労働法を、「島根の弁護士」で慣習権を、「アドルフに告ぐ」で正義論を、「エロイカ」で法の歴史を知る面白さ。マンガ作品を手がかりに、様々な社会問題を解明します。遠く見えがちな法の世界が、私たちの生活や生命に直結するものであることがわかる一冊。好評『マンガからはいる法学入門』の発展編です!

目次や構成

〔目次〕

第 1章  最近の弁護士マンガ
井浦秀夫『強欲弁護士 銭高守』
第 2章  解雇権の濫用と労働法、セクシャル・ハラスメント
田島隆・作、東風孝広・画『カバチタレ!』『特上カバチ!!』
第 3章  民法・親族法―認知と親権
井浦秀夫『弁護士のくず』
第 4章  少年犯罪は凶悪化しているか
堀内夏子『勝利の朝』
中嶋博行・作、カワラニサイ・画『ホカベン』
第 5章  法社会学・警察と裏金
きたがわ翔『刑事が一匹』
第 6章  医自法、患者の権利
佐藤秀峰『ブラックジャックによろしく』
第 7章  環境をまもる慣習法
香川まさひと・作、あおきてつお・画『島根の弁護士』
第 8章  マネーの世界と規制緩和
周良貨・作、熊田茂・画『頭取野崎修平』
周良貨・作、岩田やすてる・画『ザ・ファンドマネージャー』
第 9章  女性マンガとヨーロッパ法史
池田理代子『エロイカ』
第10章  日本法史学―日清・日露戦争、「坂の上の雲」のまちづくり
江川達也『日露戦争物語』
第11章  戦争と平和の法、庶民の立場からみた戦争
中沢啓治『はだしのゲン』
こうの史代『夕凪の街 桜の国』
第12章  法哲学―それぞれの「正義」
手塚治虫『アドルフに告ぐ』
第13章  21世紀の動向と法―カルト、組織犯罪対策法、危機管理
浦沢直樹『20世紀少年』

著者情報

矢野達雄

1949年生まれ。愛媛大学法文学部教授(日本法史学、法社会学)。大阪大学大学院法学研究科博士課程単位取得。博士(法学)。主著に『愛媛県の歴史』(共著、山川出版社、2003)『法社会学への誘い』(共編著、法律文化社、2002)、『法史学への旅立ち』(共編著、同前、1998)、『近代日本の労働法と国家』(成文堂、1993)など。

マンガから考える法と社会

マンガから考える法と社会

定価1,980円
(本体1,800円)

2008年2月