
年17兆円売上げるアップル社が納税ゼロ。そんなことがまかり通る秘密はタックスヘイブンにある。税逃れの場であると同時に、金融規制が弱く秘密性が高いため、犯罪の温床となり、世界経済危機にも結びつく。タックスヘイブンの仕掛けを暴き、日本企業の関与、国際的批判の高まりを紹介。身近な問題として打開の道を考える。
著者情報
合田寛
1943年韓国・釜山生まれ。神戸大学大学院経済学研究科博士課程修了。国会議員政策秘書を経て、公益財団法人・政治経済研究所・現代経済研究室長(主任研究員)。著書に『格差社会と大増税』(2011年、学習の友社)、大増税時代(2004年、大月書店)、『現代日本の金融』(1997年、共著、新日本出版社)、『検証・日本の金融政策』(1995年、大月書店)など。

タックスヘイブンに迫る 税逃れと闇のビジネス
定価1,870円
(本体1,700円)
2014年9月