
「秩父困民党」の決起に合流した父は帰ってこなかった。フキは親戚に引き取られるが、旅籠に売られてしまう。旅芝居の一座に助けられ、旅籠を逃げ出したフキは、「秩父事件」を検証したいと語る新聞記者とともに東京へ。日清・日露戦争から台湾・韓国を植民地とした時代に、草わけの女性新聞記者となったフキの波瀾万丈の生涯。
著者情報
吉橋通夫

風雪のペン
定価2,530円
(本体2,300円)
2014年12月
「秩父困民党」の決起に合流した父は帰ってこなかった。フキは親戚に引き取られるが、旅籠に売られてしまう。旅芝居の一座に助けられ、旅籠を逃げ出したフキは、「秩父事件」を検証したいと語る新聞記者とともに東京へ。日清・日露戦争から台湾・韓国を植民地とした時代に、草わけの女性新聞記者となったフキの波瀾万丈の生涯。
風雪のペン
定価2,530円
(本体2,300円)
2014年12月