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魔法ではありません。子どもたちが大変身する秘密は…

子どもの笑顔にあいたくて

金田一清子=著

定価1,760円(本体1,600円)

出版年月
2015年8月
ISBNコード
978-4-406-05926-8
仕様
0037/ A5判並製/ 224P
タグ
芸術・生活    教育   
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「ぼくなんて生きていたってしかたないんだ」と言う、たった八歳の彼。とってもよい子が抱える苦悩とは……。教師間、父母との連携、友だちを見つめ、自分を見つめて詩を書く子どもたち。その中で彼らは大変身を遂げていく。成績至上主義ではなく、目の前の子どもを見る大切さを実感できる、金ちゃん先生の実践集。

目次や構成

目 次/子どもの笑顔にあいたくて

まえがき  3

第一章 今の子どもをどう見て、どう向き合っていくか  9
   子どもと仲間に学ぶ教師に~教師ほどすてきな仕事はない~  10
   どの子も無限の可能性を秘めている~今日はわたしの最高のきねん日~  21
   みんなちがって みんないい~いろんな子がいることが「宝」~  31
   受けとめてくれる人がいると心を開き伸びていける  40
   やさしさあふれる学級を~てこずらせた子も、今はあこがれのまと~  46
   だれでも「ヘンシン願望」をもっている~ひなちゃん大ヘンシン~  52

第二章 児童詩 このよきもの  57
   子どもの笑顔が輝く児童詩教育を  58
   苦悩する子どもの心に寄りそって~友だちを見つめて、自分を見つめて~  70
   仲間の中で子どもは育つ~詩を書き読み合うことで育ち合う子どもたち~  94
   今を生きる子どもの心に寄りそって~子どもの心の声を聴くことから始める~  113
   「よい子」の苦しい胸のうち・心のゆれと向き合って  133
   詩を書くって楽しいね!  148
   先生、詩って心の栄養だね  158

第三章 子どもを真ん中に教師と親が手を取り合って  175
   父母と共同して子育てを  176
   今こそ「生命尊重」の教育を 親と共に創る授業
   ~「生んでくれてありがとう」「生まれてきてくれてありがとう」~  179
   親・子・教師をつなぐ学級通信
   ~子ども・父母の願いや要求を受けとめながら発行~  187
   のびのびと自分のことばで表現できる子どもに(一年生の一学期の実践から)
   ~自分を見つめて思いを書く・母の悩みにこたえながら~  194
   子どもの声をもとに和気あいあいの懇談会  204

第四章 教師ってすてきな仕事・子どもってすばらしい!  209
   今を生きる子どもの心の叫びに耳を傾けよう  210
   とことん話し合って解決できた経験を  213
   今こそ、平和教育を 戦争の真実を子どもたちに──みんなが語り部になって  215
あとがきに代えて  219
写真 金田一正義

著者情報

金田一清子

群馬県生まれ。元東京都公立小学校教諭。37年間の勤務後も、嘱託・再任用で仕事を続ける。東京の民主教育をすすめる教育研究所(東京民研)副議長。日本生活教育連盟、日本作文の会会員。著書に『子どもの笑顔にあいたくて』(2015年、新日本出版社)。