
「北の国から」など、数多くの名作ドラマを手掛けた脚本家・倉本聰が、一九八四年に立ち上げた私塾「富良野塾」を中心に発表した舞台作品の台本・戯曲集、ついに登場! 創作活動で進化し続ける全集として、6巻以上を予定する。初回配本は、原発事故をテーマにした「ノクターン──夜想曲」と「明日、悲別で」の、福島に寄り添う2作品を収録。
著者情報
倉本聰
1935年1月1日、代々木生まれ。東京大学文学部美学科卒業。59年ニッポン放送入社、63年退社しシナリオ作家として独立。芸術祭最優秀賞(72年・「ぜんまい仕掛けの柱時計」)、芸術選奨文部大臣賞(76年・「前略おふくろ様」)など受賞は数知れず。主な書籍『北の国から』『倉本聰コレクション・全30巻』(理論社)など多数。