
元機長・パイロット原告団長が迫る日航の〝真実〟
安全な翼を求めて
山口宏弥=著
2010年に経営破綻し、ベテランのパイロットと客室乗務員165人を不当解雇した日本航空。パイロット原告団長として不当解雇撤回を訴えてきた著者が、日航の利益第一主義、日米安保が空の安全を脅かしている危険な実態、歪んだ翼をただすために労働組合が果たす役割を浮き彫りにする迫真のドキュメント。
著者情報
山口宏弥
1952年栃木県生まれ。日本航空に1972年入社、75年航空機関士、81年副操縦士、91年機長に昇格。日本航空乗員組合委員長、航空労組連絡会議長などを歴任。JAL不当解雇撤回裁判のパイロット原告団長。著書に『有事法制と民間航空』(2003年、酣燈出版)。

安全な翼を求めて
定価1,980円
(本体1,800円)
2016年4月