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戦国合戦図に、なぜ非戦闘員の惨状が描かれなければならなかったのか?!

戦国のゲルニカ 「大坂夏の陣図屏風」読み解き

渡辺武=著

定価2,530円(本体2,300円)

出版年月
2015年11月
ISBNコード
978-4-406-05948-0
仕様
0021/ A5判上製/ 168P
タグ
人文    歴史一般   
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大坂夏の陣は東西両軍合わせて21万人がぶつかり合い、大坂城も城下町も全焼するという激戦であった。この史上空前の大戦を描いた屏風がきわめて特異なのは、戦災に巻き込まれた庶民や敗走兵たちの悲惨な実態が、生々しく克明に刻まれていること。ピカソの反戦画「ゲルニカ」に比肩しうる壮大な合戦図に、戦争の何が描かれているか部分ごとに解説し、制作の謎にも迫る!

著者情報

渡辺武

1937年、兵庫県生まれ。京都大学文学部史学科卒業。高槻高校教員を経て、1962年、大阪城天守閣学芸員。73年、同主任、92年より同館長、2000年退職。西宮市在住。主な著書に、歴史群像シリーズ『城と城下町2 大坂大阪』(監修、学習研究社、2008年)、『大阪城話』(東方出版、2003年)、『大阪城秘ストリー』(東方出版、1996年)、『豊臣秀吉を再発掘する』(新人物往来社、1996年)、『図説再見大阪城 2版増補』(大阪都市協会、1990年)、『大阪城ものがたり : 10の章と100の節』(ナンバー出版、1983年)、『大阪の世相』(共著、毎日放送、1973年)など多数。

戦国のゲルニカ

戦国のゲルニカ 「大坂夏の陣図屏風」読み解き

定価2,530円
(本体2,300円)

2015年11月