
作品が警告する――人間、社会に戦争は何をもたらすか
映画は戦争を凝視する
村瀬広=著
連綿と作られ続ける戦争を主題にした映画。イラクでの戦争犯罪、兵士のPTSD、ドローンの戦争、子どもを襲う戦争、ナチズムがいかに生まれ何をしたか、そして日本の戦争――約二十年間に発表された55作に即し、私たちの知らない「戦争」を見つめ直す。安保関連法などが問題となる中、戦争のリアルを知るための一冊。
著者情報
村瀬広
1944年山形県鶴岡市生まれ。映画評論家。著書に『映画は戦争を凝視する』(新日本出版社、2016年)、『アメリカが面白くなる映画50本』(新日本出版社、2019年)。

映画は戦争を凝視する
定価2,310円
(本体2,100円)
2016年11月