
北海道の開拓農家として、富良野の片田舎でつつましく生きてきた根来一家。その一家の喜びも哀しみもすべて見てきた“屋根”が、星たちに語る家族の物語=「屋根」。8月15日深夜、六十余年ぶりに歸國した第2次大戦の若き英霊たち。青春を捧げて南の海に消えた若者たちの目で今の日本を問うた「歸國」。現代日本に警鐘を鳴らす2作品を収録する!
著者情報
倉本聰
1935年1月1日、代々木生まれ。東京大学文学部美学科卒業。59年ニッポン放送入社、63年退社しシナリオ作家として独立。芸術祭最優秀賞(72年・「ぜんまい仕掛けの柱時計」)、芸術選奨文部大臣賞(76年・「前略おふくろ様」)など受賞は数知れず。主な書籍『北の国から』『倉本聰コレクション・全30巻』(理論社)など多数。