
子どもの表情を優しく写し撮った最初の章「少年よ、娘たちよ」など4章構成で纏められた珠玉の写真集。一点、一点の収録写真に、豊かな表現力で新たに丁寧な解説が付され、章ごとにも纏まった著者ならでは文章が書き下ろされる。自然の造形や躍動感のほか、やわらかい人間性との出会いやつながりを感じさせる、スリリングな展開! 隠されたサブテーマは「写真と人生」!
目次や構成
目次
- 少年よ、娘たちよ
- その人のために動いていく空や風がある
- 日差しのいい午後に
- 凍った水や枯れ木のささやき聞こえたよ
著者情報
椎名誠
1944年、東京生まれ。作家。1979年より、小説、エッセイ、ルポなどの作家活動に入る。主な作品に『犬の系譜』(講談社)、『岳物語』(集英社)、『中国の鳥人』(新潮社)、新日本出版社からは、『本の夢 本のちから』『おなかがすいたハラペコだ。』『おなかがすいたハラペコだ。② おかわりもういっぱい』『世界の家族 家族の世界』『旅の窓からでっかい空をながめる』『この道をどこまでも行くんだ』『毎朝ちがう風景があった』『こんな写真を撮ってきた』のほか、絵本の『おっちゃん山』がある。

こんな写真を撮ってきた
定価3,300円
(本体3,000円)
2021年1月