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もうだれも、被害者にも加害者にもさせたくない

バカなフリして生きるのやめた 10代から考える性差別・性暴力

仁藤夢乃=著

定価1,760円(本体1,600円)

出版年月
2025年6月
ISBNコード
978-4-406-06879-6
仕様
0036/ 四六判並/ 192P
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衣食住を満たすために、今日を生き延びるために、性を売る中高生がいる。これは世界のどこかではなく、現在の日本社会のなかで起きていることだ。JK(女子高生)などがなぜ性的に商品化されるのか。だれが性を買い、その構造をつくっているのだろうか。根本にある差別と暴力を問い、自分事として考えていくための入門書。

目次や構成

[目次]
はじめに

第1章 いま足元にある性売買
少女は気軽に「売春」に足を踏み入れているのか?
児童買春やJKビジネスは「人身取引」
「私たちは『買われた』展」への想い
10代の少女が「性行為やむを得ぬ」と回答?
援助交際を「性犯罪の抑止力」と考える高校生

第2章 困難な状況を生き抜いてきたことの意味
「やってみたい!」と言える環境、機会の格差
首相から子どもたちへの「応援」を批判する理由
子ども不在の「親子断絶防止法」と離婚後「共同親権」
母の日にお母さんに感謝できなくたっていい
「死にたい」という気持ちを責めないで
もしも性暴力に遭遇したらどうする?

第3章 自分のなかの差別意識や加害者性に向き合って
生活保護は「恩恵」ではなく「権利」
母親に何でも話せる子は性被害にあわない?
女性優位社会が本気で信じられている
誘拐事件で「なぜついていった?」と責める前に

第4章 少女が搾取や暴力に行きつかなくてよい社会へ
血縁だけが家族じゃない
「助けたい」という気持ちが上から目線になる
日本に「女性支援」の根拠法ができた

おわりに

著者情報

仁藤夢乃

バカなフリして生きるのやめた

バカなフリして生きるのやめた 10代から考える性差別・性暴力

定価1,760円
(本体1,600円)

2025年6月