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被害者の声が消される国で

性売買を固持する権力少女たちの性が「買われる」現場から

仁藤夢乃=著

定価1,760円(本体1,600円)

出版年月
2026年8月
ISBNコード
978-4-406-06993-9
仕様
0036/ 四六判並/ 224P
タグ
社会   
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未成年に対する性売買やホストなど、女性を搾取するビジネスが後を絶たず、被害者だけが責任を問われている。なぜ、「買う側」が罰せられないのか? ひとりひとりの無関心をなくし、社会を変えていくためにどうすればいいか? 著者の経験を元に、見えなくさせられている「搾取の構造」を可視化する一冊。

目次や構成

<目次>

  • はじめに
    •   
    • 第1章 何重にも重なる抑圧のなかで
      •   
      •  JKビジネス「やっちゃダメ」より「買っちゃダメ」
      •   
      •  役所の母子支援窓口で感じた課題
      •   
      •  女児虐待死事件から感じた危険な空気
      •   
      •  バスを使ったアウトリーチを考えた理由
      •   
      •  守るべきは何か? バスカフェ運営で感じたこと
      •   
      •  コロナ禍で戸惑う居場所のない少女たち
      •   
      •  「トー横」支援施設や団体で相次ぐ性暴力
      •   
      • 第2章 支配と暴力の関係性
        •   
        •  少女を追い詰めた責任はどこにあるのか?
        •   
        •  AV業界や購買者目線で作られた「AV新法」
        •   
        •  風俗で妊娠し路上で出産した女性を追い詰めたもの
        •   
        •  表面的な「ホスト」対策で温存される性搾取
        •   
        •  「大吉原展」から見る性搾取の構造を覆い隠す「日本文化」 
        •   
        • 第3章 差別や暴力に気付けない社会
          •   
          •  女性専用車両の設置は「男性差別」か
          •   
          •  私たちは性暴力を許さない
          •   
          •  テレビ番組出演時に受けたセクハラから考える
          •   
          •  なぜ辺野古の米軍基地問題を矮小化させてはいけないか
          •   
          • 第4章 共にあること
            •   
            •  無力さを知った上で行動する
            •   
            •  心を曇らせる「支援」と、笑顔を生む贈りもの
            •   
            •  Ⅲ 輪出型工業立国の代償とされ、米国に依存した農業
            •   
            •  女性支援から見た能登被災地に足りない配慮と公助
            •   
            •  選挙を通して煽動される女性への差別と暴力
            •   

著者情報

仁藤夢乃

1989年生まれ。一般社団法人Colabo代表。中高生時代に街をさまよう生活を送った経験から、虐待や性暴力被害を経験した10代の女性たちとともに、虐待や性搾取の実態を伝える活動や夜の街でのアウトリーチ、シェルターでの保護や宿泊支援、シェアハウスでの住まいの提供などを行なっている。明治学院大学国際平和研究所研究員。第30期東京都「青少年問題協議会」委員、厚生労働省「困難な問題を抱える女性への支援のあり方に関する検討会」構成員を務めた。著書に、『当たり前の日常を手に入れるために 性搾取社会を生きる私たちの闘い』(2022年、編著、影書房)、『女子高生の裏社会 「関係性の貧困」に生きる少女たち』(2014年、光文社新書)、『難民高校生 絶望社会を生き抜く「私たち」のリアル』(2013年、英治出版。2016年、ちくま文庫)ほか多数。

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性売買を固持する権力 少女たちの性が「買われる」現場から

定価1,760円
(本体1,600円)

2026年8月