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なさけない国の姿、なさけないマスコミを叱る!

本多勝一の日本論 ロシア、アメリカとの関係を問う

本多勝一=著

定価1,430円(本体1,300円)

出版年月
2012年3月
ISBNコード
978-4-406-05566-6
仕様
0031/ 四六並製/ 174P
タグ
社会    社会一般   
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旧ソ連、ロシアによる千島列島の占領・支配は「火事場泥棒」、それを許してきたのは日本政府自身だ! 国の基本でロシア、アメリカの横暴を許してきた歴代政権を指弾するとともに、そうした国の大新聞、マスコミが様々な問題で政府を助けてきたことを告発。ゆがめられた言論状況を変えるためジャーナリストの覚悟を問う。

目次や構成

  • I ロシアの日本領土侵略
    • ロシアのグルジア侵略
    • 北方領土の「独創的」解決はできるのか
    • 何度でも言う、千島全島はロシアの侵略だ
    • 北方領土なき日本地図にこそ刑事罰を……ほか
  • II アメリカの日本支配
    • 日本の自衛隊を指揮下におきたい米軍の狙い
    • 米国のアフガン撤退とGM破綻の必然性
    • 普天間基地問題でのアメリカ合衆国世界侵略史と沖縄差別
    • 「残酷なのは戦争」か?……ほか
  • III マスコミの堕落とジャーナリズム
    • 小選挙区とマスコミ
    • 『朝日』と『東京』のどちらをやめるか
    • 偽右翼の脅迫に屈した集英社
    • 新聞はもっとルポを
    • 取材の目的と方法をめぐって——鎌田慧『自動車絶望工場』に思う……ほか

著者情報

本多勝一

1931年、長野県生まれ。ジャーナリスト。朝日新聞記者を経て現在『週刊金曜日』編集委員。著作多数。