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真犯人が、より一層明確になってきた!

謀略 再び歴史の舞台に登場する松川事件

松本善明=著

定価1,650円(本体1,500円)

出版年月
2012年7月
ISBNコード
978-4-406-05594-9
仕様
0021/ 四六上製/ 190P
タグ
人文    歴史一般   
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「謀略の夏」とまで言われた“1949年夏”。その頂点となった「松川事件」が、いま新しい幕を開けようとしている。事件探究の出発点となった松本清張『日本の黒い霧』の「推理」の時代を経て、いま謀略部隊の存在を示す「証拠文書」まで発見されるに至った! その全容を明らかにするとともに、これまで顧みられなかった殉職者の視点も加えて究明する。

目次や構成

  • まえがき   松川事件殉職者遺族の悲しみ
  • 第1章  松川町の悩みを解決するために
  • 第2章  日本の黒い霧
  • 第3章  松川事件の真犯人
  • 第4章  真犯人からの手紙の分析(その1)
  • 第5章  真犯人からの手紙の分析(その2)
  • 第6章  米軍占領と謀略事件(ウィロビー計画)
  • 第7章  無罪確定諸事件の恐ろしい謀略性
  • 第8章  結論——謀略舞台の存在  CIA文書が物語る真実

著者情報

松本善明

1926年大阪生まれ。東京大学法学部卒業。1967年より日本共産党衆議院議員を通算11期勤める。現在、同党名誉役員。弁護士。主な著書に『ちひろとわたし』(新日本出版社、1978年)『思い出のちひろ』(新日本出版社、1988年)『妻ちひろの素顔』(講談社、2000年)などがある。