真実に好奇心、未来を見つめる 新日本出版社真実に好奇心、未来を見つめる 新日本出版社

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カウンセラーの目に映った世界がくれる気づきの数々

自己肯定感を抱きしめて 命はかくも愛おしい

高垣忠一郎=写真・文

定価1,650円(本体1,500円)

出版年月
2018年8月
ISBNコード
978-4-406-06274-9
仕様
0095/ A5判並/ 96P
タグ
芸術・生活    生活・健康・女性・青年   
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「あなたはどういう物語を生きていますか」という問いを胸に相談者に向き合う――そんな著者が、身近な出来事の中に見つめてきたイメージと、いのち、人間、社会を語った言葉の数々。いつしか、私たちを縛るものをときほぐし「自分が自分であって大丈夫」という感覚を浮き立たせてくれるフォトエッセイです。オールカラー。

目次や構成

《目次》

  • はじめに
  • 1   いま、ここにあるいのち
    • 庭もまた小さな宇宙/一寸の虫にも/クマゼミのうた/一番気に入っている樹/生命の流れ/ゆりの花陰の惨劇/花はなぜ美しい/花は無心に/庭の酔芙蓉がこの夏/クモが編む宇宙/葉っぱ曼荼羅
  • 2   里山を歩く
    • 大空/ツバメのヒナよ/水滴は心臓の鼓動/里山のファンタジー/あの世に還っていく魂/里山、秋の訪れ/案山子は一人か/この木は立っている/ハル坊とのふれあいに思うこと/花を咲かせる
  • 3   漂流の少年時代
    • 自分はだれか/柱のきずは/学校はどんなところか/ルーツの喪失/ヤンマとりのチュウ/「化け猫」映画の思い出/「神様はいるがやきに」/飛田とじゅん子ちゃん/若きわれに/「勇歯」は倒れぬ/わたしのためにだけ
  • 4   風の中に立つ
    • 風立つ日   あの人も立つ   金曜日/「いま・ここ」に生きる/迷い込んだトンボ/枝にとまりて……/ぞうさんの誇り/一日一日まっさらな自分/「いのちの実物」に還る/沈黙の壁の向こう側/内なるテロリスト
  • 5   心が「澄む」ということ
    • 「澄む」と「住む」と「済む」/自己肯定感は愛でふくらむ「浮袋」/心が澄むとき/苦があっても苦にならない境地/対馬で手に入れた地図/理想と現実を結ぶもの/花は蝶に憧れ、蝶は花に還る
  • おわりに

著者情報

高垣忠一郎

心理臨床家。1944年高知県生まれ。1968年京都大学教育学部卒業。専攻は臨床心理学。京都大学助手、大阪電気通信大学教授、立命館大学大学院教授などを歴任し2014年3月退職。登校拒否・不登校問題全国連絡会世話人代表。主な著書は次の通り。『揺れつ戻りつ思春期の峠』(1991年)、『生きることと自己肯定感』(2004年)、『競争社会に向き合う自己肯定感』(2008年)、『登校拒否を生きる』(2014年)、『生きづらい時代と自己肯定感』(2015年)、『つい「がんばりすぎてしまう」あなたへ』(2017年)、『自己肯定感を抱きしめて』(2018年)、『悩む心に寄り添う』(2021年)(以上はいずれも新日本出版社)、『自己肯定感って、なんやろう?』(2008年、かもがわ出版)、『ガンを抱えてガンガーへ』(2002年、三学出版)