
母さんは戦場に出かけておるす。けれど、幼い5人の姉弟は「学校ごっこ」をしたり、母さんに似ているところを競ったりしながら、母さんをいつも身近に感じている…。戦火のベトナムであどけなくのびのびと育つ子どもたちを表情豊かに描いた絵物語。
著者情報
グェン・ティ
1920年生まれ。ベトナムの作家、「解放軍報」の主筆者として活躍。68年、解放民族戦線によるサイゴン総攻撃のなかで犠牲になったと伝えられる。

新装版 母さんはおるす
定価1,760円
(本体1,600円)
2004年9月
高野功
1943年生まれ。78年「赤旗」特派員としてハノイ赴任。翌年3月7日、ランソン市で殉職。著書『白い服』『3月7日、ランソンにて』(新日本出版社)。

新装版 母さんはおるす
定価1,760円
(本体1,600円)
2004年9月
いわさきちひろ
1918年、福井県生まれ。童画家として活躍。1974年原発性肝がんのため死去。代表作に『あめのひのおるすばん』(1968年、至光社)、『戦火のなかの子どもたち』(73年、岩崎書店)などがある。

新装版 母さんはおるす
定価1,760円
(本体1,600円)
2004年9月