
おびえながら暮らす「アンネ」が、今もまだ、どこかに――。
地球の心はなに思う
日本児童文学者協会=編 石庭美和=絵
定価2,090円 (本体1,900円)
- 出版年月
- 2007年10月
- ISBNコード
- 978-4-406-05069-2
- 仕様
- 8393/ A5判上製/ 190P
- 読者対象
- 小学校低学年
- 小学校中学年
- 小学校高学年
- 中学生
一九四五年三月半ば、ドイツのベルゲン・ベルゼン収容所。そこは「アンネの日記」で知られるアンネ・フランクが、解放を目前に亡くなったところ。現代の日本からタイムスリップした広子と美沙は、なんとかアンネを救おうとするのだが……(「続アンネの日記」)。子どもとともに戦争と平和を考え合いたい短編6編と詩1編を収録。
目次や構成
〔目次〕
- はじめの発言
- 古田足日
- 戦争が過ぎたあとに
- 高木あきこ
- 続アンネの日記
- 小川英子
- 地球の心はなに思う
- 今関信子
- ぼん平のいなくなった夏
- とうやあや
- イチイの木のふしぎ
- 佐々木赫子
- ウトロはふるさと
- 李 慶子
- 次の言葉
- 長崎夏海
- おわりの発言
- 相川美恵子
著者情報
日本児童文学者協会
児童文学の作家、詩人、翻訳家、評論家、研究者などで構成されている文学運動団体。1946年創立。会員数は約九五〇名で、全国すべての都道府県に在籍している。また北海道から九州まで、21の支部があり、独自の活動を展開している。会の活動は、著作権や研究活動など主に会員に向けた活動のほかに,児童文学に関心を持つ方たち、児童文学の創作をめざす人たちなどに向けて、各種の講座や出版活動など幅広く行われている。

地球の心はなに思う
定価2,090円
(本体1,900円)
2007年10月
石庭美和

地球の心はなに思う
定価2,090円
(本体1,900円)
2007年10月