この生命力はなんなのだろう
ハクトウワシ
前川貴行=写真・文
定価1,760円(本体1,600円)
- 出版年月
- 2020年6月
- ISBNコード
- 978-4-406-06478-1
- 仕様
- 8045/ A4変型上/ 32P
- 読者対象
- 小学校低学年
- 小学校中学年
白くかがやく頭、とがったくちばし。アメリカの先住民族にとっては神の使い。しかしヨーロッパから入植した人たちに害獣として狩られ、1960年代には絶滅の危機におちいっていた。そんなハクトウワシの北大西洋の島の断崖にある巣での子育てに密着。寒さの中の抱卵、そして新たな生命の誕生。圧倒的な力強さに心が震える。
著者情報
前川貴行
1969年東京都生まれ。動物写真家。エンジニアとしてコンピューター関連会社勤務を経て、26歳の頃から独学で写真を始める。97年より動物写真家・田中光常氏の助手をつとめ、2000年からフリーの動物写真家としての活動を開始。日本、北米、アフリカ、アジア、そして近年は中米、オセアニアにもそのフィールドを広げ、野生動物の生きる姿をテーマに撮影にとりくみ、雑誌、写真集、写真展など多くのメディアで活躍中。2008年日本写真協会賞新人賞受賞、2013年第一回日経ナショナルジオグラフィック写真賞グランプリ。2014年TBS「情熱大陸」出演。著書に『ホッキョクグマの赤ちゃん』(共著、2017年、新日本出版社)、『クマと旅をする』(共著、2016年、キーステージ21)、『GREAT APES 森にすむ人々』(2015年、小学館)、『カリブーをさがす旅』(2013年、月刊たくさんのふしぎ2014年2月号・福音館書店)、『animalandscape―1998‐2013』(2013年、青菁社)、『北の馬と南の馬』(2011年、あかね書房)など。日本写真家協会会員。
ハクトウワシ
定価1,760円
(本体1,600円)
2020年6月