
雪は容赦なく降りつづき、寒さでかたまった体と気持ちは、一日中つづく―― 楽しいこと……。ないなあ。
ジャンプして、雪をつかめ!
おおぎやなぎちか=作 くまおり純=絵
定価1,650円 (本体1,500円)
- 出版年月
- 2020年11月
- ISBNコード
- 978-4-406-06479-8
- 仕様
- 8093/ 四六判上/ 176P
- 読者対象
- 小学校高学年
- 中学生
五年生の三学期、両親が離婚して、東京からママの実家がある青森県に引っ越してきた唯志。雪はすさまじく、おまけにトイレは汲み取り式だ。新しい環境にとまどう唯志に、ママの同級生たちが、屋根から雪をおろしてくれ、灯油の買い方を教えてくれる。溶け込めずにいたクラスメイトと初めて雪合戦をした日――。
目次や構成
目次
- 1 雪の町
- 2 雪下ろし
- 3 北村衛生社
- 4 警戒警報
- 5 修業開始
- 6 洞窟
- 7 ジャンプ
著者情報
おおぎやなぎちか
1958年秋田県生まれ。『しゅるしゅるぱん』(2015年、福音館書店)で日本児童文芸家協会新人賞、「オオカミのお札」シリーズ(2017年、くもん出版)で日本児童文芸家協会賞受賞。作品に『おはようの声』(2023年、新日本出版社)、「家守神」シリーズ(2021~2023年、フレーベル館)、『みちのく山のゆなな』(2023年、国土社)、『俳句ステップ!』(2020年、佼成出版社)他。みちのく童話会代表。

ジャンプして、雪をつかめ!
定価1,650円
(本体1,500円)
2020年11月
くまおり純
京都生まれ。主に小説や児童書の装画を中心に活動している。『母さんは料理がへたすぎる』(2019年、ポプラ社)、『今、空に翼広げて』(2019年、講談社)他装画を中心に活動。

ジャンプして、雪をつかめ!
定価1,650円
(本体1,500円)
2020年11月