
差別はなぜ生まれるの? 差別はなぜよくないことなの? 「思い込み」や「決めつけ」、ときには「冗談」から生まれてしまうものまで、身近なところから差別を考えます。関連するいじめの問題や障がい者への差別の歴史、子どもの権利条約や障害者権利条約といった国際ルールにも触れており、人権作文コンテストの資料にも最適です。
目次や構成
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<目次>
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- 差別ってどんなもの
- 「差別」ってなに?
- カテゴリー化と差別
- 「属性」から生まれる差別はどんなもの?
- 身近な差別の芽をさぐろう①
- 身近な差別の芽をさぐろう②
- あからさまな差別と目に見えない差別
- 差別はなにをもたらすの?
- 個性を見て、差別をふせぐ
- 差別を許さない世界的な取り組み
- 障がい者への差別
- 障がいってどんなもの?
- 障がいのない人が「ふつう」なの?
- こころの距離があるのはどうして?
- 手話や点字は障がいのある人だけのもの?
- バリアフリーはみんなのもの
- 過去のできごとから学ぶ①
- 旧優生保護法による差別
- 過去のできごとから学ぶ②
- ハンセン病への差別
- 差別に向き合う
- 「思い込み」や「決めつけ」に気づいたら
- 差別的な言動に悩んだときの相談先
- 用語解説
- さくいん
著者情報
好井裕明
1956年大阪府生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学。2022年まで日本大学文理学部社会学科教授。2023年4月より、摂南大学現代社会学部特任教授。著書に『他者を感じる社会学』(2020年)、『「今、ここ」から考える社会学』(2017年、ともにちくまプリマー新書)、『排除と差別の社会学 新版』(2016年、有斐閣選書)、『差別の現在』(2015年)、『差別原論』(2007年、ともに平凡社新書)などがある。

差別ってなんだろう? 1巻 差別はいま、ここにある
定価3,630円
(本体3,300円)
2023年2月