
「女の子なんだから…」「男の子なのに…」「恋愛は異性とするもの」身のまわりの性のあり方にまつわるイメージや誤解。そんな思い込みや決めつけはどのように生まれ、社会やわたしたちにどんな影響をあたえているでしょうか? だれもがありのまま尊重され、自分らしく生きられる道筋を探ります。人権作文コンテストの資料にも最適。
目次や構成
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<目次>
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- 悪意がなければ差別にならない?
- 女の子や女性への差別
- 女性が差別されてきた歴史があるの?
- 現在はどんな不平等があるんだろう
- 家事は女性の仕事なの?
- 男女の雇用機会は本当に平等なの?
- 「女性が活躍する社会」って?
- 「女らしさ」「男らしさ」という抑圧
- 女性に対する性暴力
- 世界に見る女性差別
- ジェンダー平等を実現するには?
- セクシュアルマイノリティへの差別
- 異性を好きになるのがふつうなの?
- セクシュアルマイノリティってなに
- 性のあり方で差別されるってどういうこと?
- 同性婚はなぜ認められないの?
- すべての関係に平等を
- 過去のできごとから学ぶ①
- 戦前から戦後にかけての女性解放運動
- 過去のできごとから学ぶ②
- エイズによる同性愛差別
- 差別に向き合う 自分とちがう立場から不平等を考える
- 差別的な言動に悩んだときの相談先
- 用語解説
- さくいん
著者情報
好井裕明
1956年大阪府生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学。2022年まで日本大学文理学部社会学科教授。2023年4月より、摂南大学現代社会学部特任教授。著書に『他者を感じる社会学』(2020年)、『「今、ここ」から考える社会学』(2017年、ともにちくまプリマー新書)、『排除と差別の社会学 新版』(2016年、有斐閣選書)、『差別の現在』(2015年)、『差別原論』(2007年、ともに平凡社新書)などがある。

差別ってなんだろう?2巻 性別や性のあり方にかかわらず
定価3,630円
(本体3,300円)
2023年3月