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生きのびた命が教えてくれること

命の宿題 「殺処分ゼロ」を語った日から・・・

今西乃子=著 浜田一男=写真

定価1,650円 (本体1,500円)

出版年月
2025年9月
ISBNコード
978-4-406-06904-5
仕様
8095/ 四六判上/ 152P
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近年注目が集まる「殺処分ゼロ」への道のりは険しい。施設に収容されている多くが、人間が苦手な犬、咬むクセのある犬など、新たな飼い主への譲渡が難しい犬たち。「真のゼロ」のため私たちが考えるべきこととは? 各地の動物愛護センターを取材し、日々の葛藤と努力を「命の授業」で伝えてきた著者によるルポルタージュ。

目次や構成

<目次>

  • プロローグ 殺処分ゼロの課題
    •   
    • 1 犬たちの殺処分に向き合う
      •  動物愛護センターの管理業務
      •  命を「奪う」ことと、「救う」こと
      •   
      • 2 野犬の証明
        •  崖っぷち犬・りんりん
        •  減らない「野犬」への苦情
        •  有名犬だから「飼いたい」?
        •  「崖っぷち犬」のレスキュー
        •  初めて人間と接した子犬
        •  りんりんの「幸せ」とは何か
        •  りんりんのその後
        •   
        • 3 殺処分ゼロ達成の影と光
          •  長期収容と保護ボランティア
          •  「殺処分ゼロ」の数字へのこだわり
          •   
          • 4 咬みつき犬・ジン
            •  ペットホテル「花園牧場」
            •  ジンの馴化トレーニング
            •  ジンという犬
            •  動物福祉って何だろう?
            •  理想では解決できない「命の課題」
            •  ジンの再出発
            •   
            • エピローグ 命を預かった責任

著者情報

今西乃子

1965年大阪生まれ。(公財)日本動物愛護協会常任理事。『国境をこえた子どもたち』(2000年、あかね書房)で産経児童出版文化省推薦受賞をきっかけに、主に児童書のノンフィクションを手がけるようになる。主な作品に『人間になりたかった犬』(2023年、新日本出版社)、『少年NPO「WAN PEACE」 ぼくたちが犬をころさなくちゃならない日』(2012年、新日本出版社)、『さようなら 捨て犬・未来』(2023年、岩崎書店)、『犬たちをおくる日』(2009年、金の星社)他多数。

浜田一男

千葉県市原市生まれ。1984年フリーとなり、写真事務所を設立。第21回日本広告写真家協会(APA)展入選。企業PRおよび、雑誌『いぬのきもち』(ベネッセコーポレーション)等の撮影に携わる。

命の宿題

命の宿題 「殺処分ゼロ」を語った日から・・・

定価1,650円
(本体1,500円)

2025年9月