
終戦直後の大連の町。ソ連軍捕虜収容所から脱走した初年兵天堂時郎は,青年たちの演劇活動で出会った美保子に魅かれるが――。混乱の時代に芽生えゆく新たな生活への息吹を写しながら,時郎の初恋を軸に青春の苦悩と葛藤を描く長編小説。
著者情報
右遠俊郎
1926年生まれ。日本民主主義文学会会員。

海を渡った蝶
定価2,420円
(本体2,200円)
1997年4月
終戦直後の大連の町。ソ連軍捕虜収容所から脱走した初年兵天堂時郎は,青年たちの演劇活動で出会った美保子に魅かれるが――。混乱の時代に芽生えゆく新たな生活への息吹を写しながら,時郎の初恋を軸に青春の苦悩と葛藤を描く長編小説。
1926年生まれ。日本民主主義文学会会員。
海を渡った蝶
定価2,420円
(本体2,200円)
1997年4月