
核兵器開発や原発事故から身のまわりの放射性日用品まで,しのびよる放射能被害を告発。チェルノブイリ原発事故,チョモランマの自然放射線など多発する事件にリアルタイムで取り組んできた放射線防護学者が放射能汚染の危険に鋭く切り込む。
目次や構成
- はじめに
- [ファイル1]放射性廃棄物海洋投棄事件
- [ファイル2]核兵器被害事件
- [ファイル4]広島・長崎の原爆被爆事件
- [ファイル5]放射の汚染食品事件
- [ファイル6]チェルノブイリ原発事故事件
- [ファイル7]原子力発電の放射能事件
- [ファイル8]天空の放射線被曝事件
- [ファイル9]チョモランマの自然放射線
- [ファイル10]身の回りの放射性日用品
著者情報
野口邦和
1952年千葉県生まれ。東京教育大大学院理学研究科修士課程修了。日本大学専任講師(放射線防護学)。理学博士。『放射能事件ファイル』(新日本出版社)、『徹底解明 東海村臨界事故』(共著、同)、『共同研究 広島・長崎原爆被害の実相』(共著、同)、『山と空と放射線』(リベルタ出版)、『地球核汚染』(共著、同)など著作多数